私は、1945年8月6日、旧制中学3年の時広島で被爆しました。後にその後遺症にも苦しめられましたが、この体験は、平和への祈りを込めた自分の創作活動の原点でもあります。在日韓国人であり、優れたバイオリニストであるジョン・チャヌさんは、日韓両国の文化の架け橋となり、また祖国である朝鮮半島の融和を願い、音楽を通して積極的な活動を続けておられます。そのジョンさんがこの度、平和への祈りを込めて、広島と長崎で原爆追悼コンサートを開かれるとお聞きし、不思議なご縁を感じております。コンサートのご成功とジョンさんの今後のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。



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